花柳流 日本舞踊 本文へジャンプ
舞台景


『手習子』(2016年)

◆演目紹介
寺子屋からの帰り道、何をして遊ぼうかと道草をする少女。
蝶々を追いかけたり、紙縒りで恋占いをします。
占いをしながらまだ見ぬ恋を想像し、憧れて「娘道成寺」の真似をしてみたり、おませなところを見せます。
少女のあどけなさとませた表情が見え隠れする可愛らしい踊りです。

舞台背景は桜や菜の花など春の野辺となり、春らしい華やかな舞台です。

『雁金』(2015年)

◆演目紹介
歌舞伎演目「島鵆月白波(しまちどりつきのしらなみ)」の三幕目、以前大泥棒だった望月輝と妾である芸者お照の色模様のところに使われた浄瑠璃です。
場面は望月輝の権妻の邸宅。
冷風が肌寒くなってきた秋の夜、二人で過ごした白河での夏の日を思い出しながら、通ってくる輝を今かと待ち焦がれるお照を描きます。
哀愁と妖艶さのあふれる曲です。


『神楽娘』(2013年)

◆演目紹介
遠くから聞こえる木遣りの声に自分もお祭り騒ぎがしたくてたまらない町娘。
里神楽にあわせて「八岐大蛇伝説」を5つの神楽面を使って踊り始める。
生贄の姫、大蛇、大蛇を退治する大和武尊、おかめ、ひょっとこの5つの面を使ってそれぞれのキャラクターを踊り分けるコミカルな踊りです。


『鐘の岬』(2015年)

◆演目紹介
2013年にも踊らせていただいた演目ですが、再度踊ることになりました。
前回のときより「鐘の岬」にこめられた女性の心を成長させて、成熟させて踊るように心がけました。ご覧になった方より情感に溢れ、会場が包まれたように感じたと言って頂けました。


『鐘の岬』(2013年)

◆演目紹介
荻江節の代表曲です。
荻江は長唄から派生し、お座敷の芸として発展したものです。
「京鹿子娘道成寺」を題材として上方で上演されたのが初演です。
「京鹿子娘道成寺」のエッセンスを凝縮し、成熟させたしっとりとした曲です。


『屋敷娘』(2012年)

◆演目紹介
町家の娘が大名の屋敷に行儀見習いのために奉公にあがり、住込みで勤めた。年に一度、休みをもらい宿下がりする風情を表します。
春の花見で見初めたほのかな恋心と宿下がりによって開放され、浮き立つ娘の様子を可愛らしく描いています。

『二人椀久』(2002年)

◆演目紹介
師匠が椀久(男)、私が松山という遊女に扮し、踊りました。
松山に入れあげた椀久に困った家族が椀久を座敷牢に閉じこめてしまいます。松山を恋しく想うあまりに狂った椀久が松山と過ごした日々を夢に見るという幻想的な雰囲気の踊りです。

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